内装リフォーム

■クロス(壁紙)の張り替えリフォーム

「壁紙」という呼び名の方が有名かもしれませんが、建物の内装壁に施工されている意匠性の高い生地のことを、一般的には「クロス」と呼びます。クロスの傷みや劣化がある時に、あるいはお部屋のイメージを一新させたい時などに張り替えリフォームを行います。

その特長としては、クロスの種類がとにかく豊富なことです。色・柄・質感など、多種多様なクロスがあるため、クロス選びにはかなり苦労してしまうほど。しかしそれだけのクロスがあるということは、きっとお客様好みのクロスも見つかることでしょう。

また機能性の高いクロスも豊富です。防汚・調湿・消臭機能などが付加されたものから、傷に強いタイプのものまで様々。水回りでは調湿、ニオイの気になるお部屋では消臭など、お部屋の用途に合わせて張り替えリフォームを行うと、失敗がありません。

 

■床材の張り替えリフォーム

フローリングやその他床材の張り替えリフォームを行います。床に傷が付いてしまった時や、たわみ・軋みが激しい時は張り替えリフォームがオススメ。そのまま使っていても改善されることはありませんので、下地まで劣化してしまう前にリフォームを行いましょう。

一般的に暮らしに親しみのある床材はフローリングや畳などですが、さらに床材としてはクッションフロアやカーペット、タイルカーペットなどがあり、二種の床材を組み合わせて施工されるケースもあります。

たとえばお部屋の一画に畳を施工し、和モダンなリビングに仕上げる。キッチンスペースは耐水性のある床材にし、お手入れしやすい床に仕上げる。このように床材もお部屋の用途に合わせて選ぶのがオススメです。

 

■間仕切り変更リフォーム

間仕切りを変更する際は、以下の二点に気を付けて行う必要があります。

・間仕切り変更後の、各部屋の機能性、使い勝手はどうか
・耐震性を考慮した設計であるかどうか

「間仕切りを取り払って部屋が広くなったから使いやすい」という分にはまだいいのですが、「隣接する他の部屋が狭くて使いにくい」となってしまっては、このリフォームの意味がなくなってしまいます。

また間仕切りを取り払う工事は、建物そのものの耐震性に関わる工事です。建物の構造部に関わる壁を取り払うには細心の注意と、施工会社の知識・スキルが必要とされます。取り払っても問題のない箇所なのかどうか、工事前の十分な下調べが大切です。

 

■収納スペースの増設リフォーム

基本的に新築は、新築を建てる際の生活に合わせて造られるため、長年暮らす内に家族構成やライフスタイルが変わり、現状の収納量では足りなくなってしまうことが、ままあります。昨今は断捨離や「ミニマリズム」と呼ばれる方が一躍話題となっていましたが、それでも大切な物を収納しておきたいという方が多いのも事実です。

収納スペースはリフォームで増設できます。お部屋の一部をウォークインクローゼットにすることも、壁に新たな収納棚を取り付けることも可能です。デッドスペースがあるお部屋は、そこを収納スペースにしてみてもよいかもしれません。

いずれにしてもあって困るものでもないのが収納スペースです。必要な物を必要なだけ収納できるリフォームはいかがでしょうか。

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